土地活用比較サイトで一括比較しても土地活用は成功しない

この記事に辿りついた皆様も、土地活用の比較サイト、一括資料請求サイトを、ご覧になったことはあるでしょう。

土地活用の検索ワードで検索して、上位に来てたり、一括資料請求サイトに誘導して、そこから、個人情報を登録させて、ハウスメーカー等から資料を送らせるというサイトです。

土地活用比較サイトで一括比較しても土地活用は成功しない!

結論から、言いますと、ああいう比較サイトから資料請求したところで、
まず、土地活用は成功しないでしょう。

理由は簡単です。
高い会社ばかり登録しているからです。

以前、当社も、お試しで、半年ほどの契約で、ある比較サイトに登録し広告掲載していた事がありましたので仕組みを簡単に説明します。

待っていると、1問い合わせ3万円程で、月に大体10~20件ぐらい、登録した方の、住所・氏名・電話番号・土地の面積等が送られてきます(笑)

当社は、延床面積500㎡以上のRC造専門なので、木造のアパートはやらないのですが、9割は、アパート規模の問い合わせで、それも課金させていきます。
(サイト運営者もグーグルやヤフーに高単価の広告を出しているからと経営上しょうがないのかも知れませんが。)

たまに、RC造の方が良いかなと思える、お客様からも問い合わせがあって、電話すると大体、資料請求した方は、当社をチェックしたことなどは、完全に忘れています(笑)

「オタク誰?何処?ああーーもう電話が一杯来すぎて困ってるのよね~もう電話してこないで。」
ガチャ…1件3万円払って、こんなのばっかりでした。

そもそも、当社のCM方式を、全く、勉強もしていない、当社に興味も無い方に、いつ切られるか解らないような短時間の電話で説明する話術はありません。
逆に、私が、建築の知識も全く何もなく、調べもしてない中で、同じように、電話を受けても、いきなりCM方式について理解しようという気持ちにはならないことも十分理解できます。

あのようなサイトで、施工者側が、アポを取り付け、受注まで漕ぎ付けるには、営業マンに強力なノルマを課して、ガンガン・ゴリゴリ行かせる会社じゃないと無理と思います。

そう、賃貸マンションを高収益で建てたいオーナー様が、一番付き合っても無駄な相手です。

収益体制を理解すれば、明解と思いますが、大量の営業マンを雇って、ガンガン・ゴリゴリ営業させる会社は、当然、営業マンが動き、計画を提出したことに対して失注の確率は上がっていきます。

どんな営業会社でも一緒かも知れませんが、受注が、どんどん決まるエースと言われる営業マンは1~2割で、残りの8~9割の営業マンは会社のお荷物かも知れません。独自の広告も膨大に打ちます。

結果として、失注した案件に掛かった、営業経費(主に受注できない営業マンの給料)、広告費、キツイ営業ノルマに耐えた報酬としての営業マンへの歩合は、全て、受注したオーナー様の建設費に、乗っかります。

幾ら彼らが、下請けの原価を圧縮したところで、経費が高くなって当たり前と考えるべきでしょう。

勿論、会社を経営していれば、利益を追求することは当然です。

しかし、発注する側として、その収益構造、ビジネスモデルが、どのように成り立っているかを考える癖を付けるべきでしょう。

一括請求サイトを作っているウェブ会社も雨後の筍のように増えてきていますが、最終的に、課金させる一括請求サイトに誘導させるサイトを最近は作っていますね。

土地活用で検索したら上位に何個あるのやらとは思いますが、ウェブ会社が作っているので、SEO(検索順位を上げる)対策で、文章量は、やたら多いですけど、
比較誘導サイトを全部読んだところで、土地活用を検討している地主様が、何か得になる特別な情報は、全く無いと思います。

素人のウェブ担当者が調べて、文字数を増やすために書いていると思われるところが節々にありますし、専門家や広告掲載企業にインタビューぐらいはしてるのでしょうけど、
彼らが、あくまで検索順位を上げる→一括資料請求サイトに誘導することが目的なので、閲覧者の知識・収益として為になるか等、どうでも良いのです。

現在のグーグルのアルゴリズムでは、こういうサイトが膨大な文字数が評価されて、実際に建設をするかたにとっては具体的に有益とは思えないサイトが検索上位に上がっていくことは、残念では、ありますが、現状を受け入れ、地主様の土地活用において、為になる記事、土地活用業界・建設業界のどこにも書かれない、裏話を書いていければと思います。

究極の土地活用とマンション建設費とデットクロス

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