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同時稼働(工事中と着工準備中)で延床面積2万2000㎡の物件を首都圏で、
扱って最前線で建設費交渉をしている建設費マネジメント会社の株式会社土地活用の代表の越川が、
最新の着工統計、労働需給調査を基に、データ解析を行い、建設業、建設費の置かれた状況を解説します。
首都圏RC系着工面積は、ピーク時から252万㎡減少。22.5%減
最新の統計を基に、首都圏の着工面積を見ていきましょう。
下記のグラフはRCとSRC造の首都圏(東京+神奈川+埼玉+千葉)の前12か月間に着工した面積の推移を表しています。
国土交通省から発表されている最新のデータは、2025年7月分ですが、
その7月の数値... 当社は、首都圏の新築RC造を見積の仕組みで、建設費を安く建てるコンストラクション・マネジメント(CM方式)しかやっていないので、直接は関係無いですが、
最近、分譲マンションの大規模修繕工事で談合し、公正取引委員会に検査が入られているニュースが世間を賑わせています。
大規模修繕の談合は当たり前
建設業に何十年もいる身からすると、
『今頃?遅すぎるだろ。』
という感じが強いです。 大体、分譲したマンションについた管理会社が音頭をとって、管理組合の理事さん達と一緒に工事を
進めていくんですけど、大概の理事さんは、興味もないでしょうし、仕事が忙しい中、順番に役職が回って来るから、
... 異常な暑さの中、如何お過ごしでしょうか? 最近の弊社㈱土地活用のニュースとしては、地主様の延床面積で4861.91㎡、
平均44.93㎡の賃貸マンション87戸の大型プロジェクトが来春の着工に向けて本格的に始動しました。 先日、宅建業者さんの598.15㎡のマンションの請負契約が終わった中で、
現在、別の宅建業者さんの535㎡のCM見積交渉をしており、
7月からCM(コンストラクション・マネジメント)見積が始まる専有卸ディベさんの1238㎡、
8月からは別のディベさんの1796.76㎡の本見積の準備をしております。 その後も有難いことに予定は詰まっており、今工事中の物件... しばらく、統計的な話をブログ記事で続いてきましたが、今日は私が最近考えている事を、漫画のタイトルから書いてみようと思います(笑)
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2025年3月 建設業の業界近況
激変する世界情勢と2025年建設業・建設費景況予測
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先日、来春までの着工を予定している物件の予定を組んで調整をしていたところ、当社のCM方式で、
280戸、延床で14200㎡も有りました。 私は、元々、現場監督(最初は大手ゼネコンへの派遣)・所長からディベロッパーに転職直後リーマンショック... 前回、激変する世界情勢と2025年建設業・建設費景況予測の記事を2024年11月13日に書いた後、暫くサボっていましたが、この4カ月半、世界が何倍速にもなって動いているように感じます。
第二次トランプ政権の影響
トランプ一次政権の頃は、イメージと比べ、さほど激しい外交をしてこなくバランスを取っていた印象で、今回も過激な事言って当選したら、ある程度バランスが取れた平穏な政策をこなしていくのだろうと鷹を括っていましたが、かなり強烈ですね。 ウクライナとロシアの和平はトランプしか出来ないのは、理解はしてますし、戦争は早く終わって欲しいですが、歴史認識が無茶苦茶過ぎてドン引きしています。
... 大谷翔平のドジャース優勝に、トランプ大統領の当選、衆議院選挙での自民党惨敗から石破政権のまさかの居座り、そして経済政策で期待されていた玉木さんの不倫騒動と、一日単位で激変する社会情勢の中で、2025年の建設業の情勢を、CM方式による建設費交渉で1万800㎡の工事中案件を抱えて、建設業の最前線で生きる人間として、予測していきます(この記事を書いているのは、2024.11.13です。)。
トランプ大統領で戦争終結と円高誘導
まずは、世界に大きな影響を与えるトランプ大統領の当選。 日本の大手マスコミでは、当日まで、蓋を開けてみるまで解らない大接戦と、嘘の情報が拡散されていましたが、YouT... 建設費高騰が叫ばれる中、社会情勢は刻々と変化しています。 先月末に、最新の着工統計が、国土交通省から出ましたので、建設着工戦線以上あり!建設費への影響は?統計予測
の続きの記事を建設費交渉の最前線に立つ専門家として、書いていきます。 前線にいない、素人さんがチャットGPTでも使って書いたかのような、アクセス数稼ぎの、まとめ記事も見受けますが、そういう記事を読んでも、最新の建設業の情勢はつかめないと思いますので、全ての建築主様に読んで頂きたいです。 本来であれば、需要を消滅させることは、自分の首を絞める事になりますし、建築主や元請を無下にせずに、丁寧に受注していくことになるの... 建設費高騰が続く中で、首都圏での建設着工状況(戦線)に異常が発生しつつあるように見えるので、
今回は記事にしていきます。 過去記事、建設費は下落に転じる!?2024年下半期以降の建設費を大胆予測(2024.3.2)と併せてご覧ください。 まず、現状の、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)のRC系(RC造とSRC造)の
着工面積を各月から前12か月分を合計したもの、つまり、過去1年間の着工面積をグラフ化したものを下記から、ご覧ください。
元データは、国土交通省から各月末に発表されている着工データの数字を集計・加工してグラフ化したものです。 首都圏のRC系の年間着工面積は... 2021年頃から建設費の暴騰が続いておりますが、今後どうなるのでしょうか? まだ何処も報じていない最新の動向から予測を、建設業の最前線で、CM方式で、
首都圏の多数のマンション物件の原価から見積をしている㈱土地活用の代表が、書いていきます。 まずは、建築費指数です。建設物価調査会が出している数値です。 流石に上げすぎでしょう。もう至る所で、言われていますが、コロナショックからの景気回復や、ウクライナ戦争による原油、材木などの資源高に加えて、
職人の高齢化など、労働需給の逼迫が原因です。 それに加えて、2024年は4月から働き方改革によって、土曜日が現場を動かしにくく... 建設費削減の、他には無い、答え。
ここ記事を読んでい頂いている方には、建設費について、疑問を持ち、調べ、何か有益な情報は無いかと探して辿り着いて頂いた方も沢山いらっしゃるでしょう。 巷には、建設費に関する記事が溢れていますが、どれも、『建設費を削減したいという』問題を解決するための有益な情報は無いでしょう。 何の分析も無かったり、建設業界・建設費の真実を隠していたり、建設費交渉そのものに、触れた事の無い人間が妄想で書いた記事であったり、時勢を誤った内容であったり、建設費交渉の最前線で戦う人間から見れば、残念に思う内容ばかりです。 私は、2009年に31歳で『建設業を変える』...