天命と、コンストラクション・マネジメント ㈱土地活用代表の独り言

コロナ緊急事態宣言の第五波も峠を越しかけている中で、ようやく窮屈な生活に光が見えてきている、今日この頃、㈱土地活用の代表者は、どんなことを考えているのか。
私という人間を知って頂く意味も込めて書かせていただきます。

今年の4月に44歳にして初子の長男(うちでは、「お饅頭」と呼んでます(笑))が産まれ、日々の成長を愉しみつつも、この子は将来、どのように生きるのだろうと、いつも思っています。

私は、偶然にも、この為に、生きるということの一つに、真のコンストラクションマネジメントを日本に広め、根付かせる。』という使命を天から授かることが出来ました。
中々、やりたい事が見つけられなかったり、夢があっても年齢を重ねる中で諦めてしまう人が多い中で、この歳でも、やりたいと思えることが複数あることは、とても、幸せなことだと感じます。

息子にも、いつか、天命と呼べるものを持って欲しいと思います。そう呼べるものを持った人間は、強く生きることができます。

そのためには、様々な経験を重ね、人の言葉、会話、様々な媒体から得る情報、身に起こる全ての出来事から、思考を熟成させ、一歩を踏み出し、挑戦し続けることが必要です。

私が、コンストラクションマネジメントを学生の頃に知った経緯も、良いと思った経緯も、全て幾つかの偶然が重なった結果です。

父親から、子供の頃に、『胸に手を当てて恥ずかしい生き方はするな。』ということを言われていたこと。
建築学科に行こうかなと思った高校生時に、親がゼネコンに努める友人に、『建設業は。汚い世界だ。』ということを言われたこと。そして、建設業界に入っても『絶対に汚い仕事には手を染めない。』と心に誓ったこと。
大学に入学してから、麻雀に明け暮れ、早々に、建築家の道を諦めたこと。実家の新築(木造住宅)で、母親が、『建設費は不透明なことが多すぎる。』と言っていたこと。
大学院時の火災の研究中に、指導頂いていた先生に、たまたま、『コンストラクション・マネジメントというものがアメリカにはあり、研究してみないか?』と言われ調べてみたこと。

それらの点と点が線として繋がり、絶対に、近い将来、清く正しいコンストラクション・マネジメントが日本の建設業には必要とされるものになる。と直感的に理解できたこと。
そして、コンストラクション・マネジメントも扱う施工会社に、就職し、これさえ出来るようになれば、30歳までは何も要らないと。『自分が、建設業を変えてやるんだ!』と思い込めたこと。

30歳になり、その会社に絶望し一旦、CMを諦め、建設業界から離れマンションディベロッパーに転職したものの、コンストラクション・マネジメントへの想いを捨てきれずにいる中で、1年ほどでリーマンショックが起こり、新規のマンション開発の業務が無くなり、全く売れないマンション販売チラシを投函させられ続ける中で、『ここまで来たら、自分で、コンストラクション・マネジメントをやるしかない。自分の20代の全てを賭けてきたことが間違いでは無かったことを証明するのは、自分しかいない。』と、31歳で独立への踏ん切りがついたこと。

どれか一つが偶然、欠けても、今の私は、成立していなかったと思います。

また、誰もが、やっていないことにこそワクワクする、人が作ったレールに乗って普通に、大体、このような風になるよなという結果が見えていることより、道なき道を切り開いて、普通じゃないことを、普通じゃない方法で、やってのける方が、途中何があっても、断然面白いと思える性格だったからかもしれません。
今となれば、諦めが悪い事と、茨の道、困難こそに、悦びや、愉しみを見つけられる性格も必要なのかもしれません。

偶然に目にしたこと、耳にしたことを、アンテナに電気を通さず、何事も、無かったとして、未来に影響を与えないようにすることは簡単です。
私も、全ての起こったことを、プラスのエネルギーに変え、より良い未来に繋げられているかと言えば、そうでないことも多々あるかも知れません。

それでも、アンテナを張ろうとすることを続け、そして、何かを心に決めて、途中誰に何を言われようが、どれだけ馬鹿にされようが、やれると信じて、やり遂げようと努力を持続させられることが必要なのでしょう。

建設業界では若すぎた私も、沢山の人に、『日本でCM方式をやるのは建設業の風土して絶対に、無理だ。』と何度も言われ続けてきましたし、独立当時は、貧乏過ぎて馬鹿にされ続けてきましたが、『無理なもんか。だから俺が、天命として、やってやるのが面白いんじゃないか。最後に勝つのは俺だ。』と心の奥底で呟き、一層の情熱を滾らせてきました。
その中で、『明けない夜は絶対にない。今やったことの全ての結果は素晴らしいものとして必ず出る。』と、ずっと自ら言い聞かせ鼓舞し続けてきたことも、コロナの期間を生きる際に役立つものだったと思います。

全く、思い通りのストーリーが描けない中で、当時、何度も何度も聴くていて奮い立たせてたのは、GReeeeNの扉でした(笑)今でも、この曲を聴くと、目が熱くなります。
興味があれば、是非、聞いて見て下さい。

もう私の世代で、そうなっているように、終身雇用や年功序列で、大企業に就職すれば、一生安泰という時代は終わっています。
これから息子の世代に必要なのは生き抜く力です。自分の手脚で、扉を開けて、時に、人の助けを借りながら。

私は、息子(女の子だったら箱入り娘です。)をエスカレーターのレールに嵌めてボンボンにしたり、金銭的な財産を、残す気は全く無いですが、普遍のもの、自らの脚でワクワクして生き抜くための、思考を、息子が言葉が解るようになれば、例えを含めて伝え続けることで、自分の道を見つけ、21世紀を力強く生き抜いて欲しいと心から願っています。

息子が、どんな大人になるのかは解りませんが、親が様々なことに挑戦し、それを愉しむ生き方を当たり前のように魅せることが必要です。

私には、コンストラクション・マネジメントという天命と共に、沢山の夢や目標が有ります。

最近、CM方式の受託延床面積が、独立をしてからの目標の一つであった、東京ドーム1つ分の面積、46,755㎡を超えることが出来ました。

ここ最近、当社のCM方式の認知が進み、新規のお客様が増えてきた事や、リピーターのお客様も土地を買って建てて頂いていることから、猛烈な勢いで、受託面積が増えていて、ほぼ話は決まっているが、まだ確定(契約書に捺印)ではないものまで含めると、来年夏まで55,000㎡に届くのではないかというほど、かなりの物件数の着工が見込まれています。

『日本で、CM方式をやるのは建設業の風土して絶対に、無理だ。』と言った人達が、何万㎡までやっていけば、納得するのかは解りませんが、確かに歩んできた道で、その切り開いてきた道の先は、更に太くできることが、私には、見えています。

世の建設業界は、コロナやアフター五輪の影響で受注が減り、奪い合いが始まっている最中で、沢山のお話を頂けるのは、有難い限りですが、猛烈に働けるのが、後10~15年とすると、今の一瞬が勝負ですので、人生で成し遂げたいこと全てを成し遂げるために、怒涛の勢いで勝ち続けていきますので、是非とも応援をお願いします。

老いて死ぬときに、『あれもやった!これもやった!どれもこれも最高の人生だったぜ!』と言えるように、欲しい人生を努力によって勝ち取ります。

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