しばらく、統計的な話をブログ記事で続いてきましたが、今日は私が最近考えている事を、漫画のタイトルから書いてみようと思います(笑)
―――――――――――――――――――――――――――――――
2025年3月 建設業の業界近況
激変する世界情勢と2025年建設業・建設費景況予測
―――――――――――――――――――――――――――――――
先日、来春までの着工を予定している物件の予定を組んで調整をしていたところ、当社のCM方式で、
280戸、延床で14200㎡も有りました。
私は、元々、現場監督(最初は大手ゼネコンへの派遣)・所長からディベロッパーに転職直後リーマンショックに当たり、2009年に31歳でCM方式で個人事業主として独立しました。
最初の1年は、31-32歳の若造でしたから、仕事が全くない中で、駅でティッシュ配りのアルバイトをしながら7㎡のアパートに住み、もがき苦しんでいましたが、運よくブログ記事を読んだお客様から、1物件12戸を受注させて頂き、2年目もディベロッパー時代にお付き合いをして頂いた不動産会社の方から、こちらの物件を受注させて頂き、その内覧会を見た方々から4-5物件を受注させて頂き、徐々に実績を積み重ねて参りました。
30代前半でもCM方式で安くできるノウハウや能力は、持っているのは自分では、わかっていましたが、流石に最初は実績も無く苦戦するものですね。
今でも、最初の問い合わせを受けた時にメールを開いた、興奮、感動は、忘れられません。
財布の中の小銭を数えて、電車賃が足りるかを数えて、港区のタワマンのお客様のところへ挨拶に行ったことが昨日のことのように、思い出せます。
3年目ぐらいに、今では普通に扱う、2億円ぐらいの物件を初めて扱わせて頂いたときも、興奮したものです。
当時は、CM方式なんて、殆どの人は聞いたことも無いので、
『安かろう、悪かろうなんじゃないのか』などと陰口を叩かれたり、ディベ時代に知り合った不動産業者に挨拶に行ったら馬鹿にされたり、悔しい思いも沢山してきましたが、誰の為に建設するか?の精神のもと『いつか自分がCM方式で建設業を変えてやる!』と強い意志を持って挑んでまいりました。
他の物件より、ずっと良い建物を作ろうと、誠意を持って、実際に建ててきた現物があるので、今更、CM方式で建てたマンションが悪いものだと言う人は誰もいません。
CM方式で建てた事を知られずに、エリアNo1の賃料を獲得しているマンションも複数ありますし、完成後にファンドに卸されたマンションも、分譲されているマンションも複数有ります。
まもなく、48歳を迎え、全く若くない釣り馬鹿のオジサンですが、31歳の若造で独立した、あの状態から良くここまでやってきたなと、我ながら、思う事も有ります。
しかし、まだまだ、全く、志は半ばの、足元にも及ばない状態なんですよね。
まだ、CM方式の社会への影響力・知名度、建設業界への影響力など、微々たるものです。
ここでタイトルの話になるのですが、
創業当初の30代前半の頃、『100億の男』という漫画を漫画喫茶で、読みました(笑)
ストーリーは、全く覚えていないですが、タイトルは、何故か覚えていて、いつか自分も100億円を扱える人間になれないかと憧れたものでした。
創業からの建設費総額は、長い事やっているので、流石に建設費で100億円は、余裕で超えていますが、同時に、動かす案件が100億超えられないものなのかと。
ふと、現在、工事中物件の請負契約額と、これから来春までの着工計画物件の建設費の予算を合計したら
78.2億円(税別)でした。
ちょっとズルをして、消費税を入れると同時での稼働中物件の合計額は86億円(笑)
惜しいが、100億円には、届かず。。。
今年の1~3月迄に、4物件竣工してしまいましたが、その後に話を頂いた物件も入っているので、被っては無いですしね。
不動産業者さんのように、土地値は入っていないので、1棟売りでの販売価格にすれば、200億円は超えるとは思いますけど。。。
トランプやプーチンの横暴を見ていると、仮に100億円を同時にやったとしても、
世界の中では塵にもならないほどの、ちっぽけな人間であることは解っています。
『100億やった?だから何だ?』
と陰口を叩く、しょうもない人もいるでしょう。
でも、ここまで来れたのなら、営業活動をもう1年頑張って、やってみたいですよね。
世の着工面積が減少していく中で、同時に100億の物件をやって、初めて首都圏での建設業への影響力が多少なりとも出て来るのではないかと。
私自身が何かが変わることは無いですが、見える世界が少しは変わってくるかもしれないということを。
いずれにしても、私は裏方なので、工事中の看板が足場に掲載されるわけでもなく、メディアはめんどくさいし、
〇〇塾みたいなのも、良心が痛むし、恥ずかしいので、私が表に出る事もないですけどね。
達成してみて、特に感慨を受ける事もないかも知れませんが、同時に200億を目指すことになるのかは、神のみぞ知ります(笑)
もちろん、たまたま、今は、大きな物件のご依頼が、被っている可能性が高い、社会情勢は刻々と変化するもので、
そんな上手くは続かないというのも解ってはいますが、
独立から16年余りの期間で、社会の信頼という自力が少しづつでも、ついて来たのも確かなのだろうと思います。
手を伸ばそうとしなければ、絶対に、辿り着くことは出来ないのです。
48歳にもなれば、自分の限界は大体見え始めて来るものですが、まだまだイケると思って生きていた方が断然愉しいですからね。
建設業の大企業の人達には、どんなに優秀な人であっても、首都圏で、タワマン以外のマンションを安く建設する能力・ノウハウ・取引先の人脈だけは、食って来た飯が違い過ぎるので、赤子の手を捻るように絶対に負けない自信は有りますし、やれるもんなら、やってみろで、物件ごとの局地戦では勝ち、結果は出し続けてきました(タワマンは、ちょっと種類が違うので全く、わかりません((笑))。
もちろん、ゼネコン経営者となると、また別物で他の素養も必要なので、建設の、ある部分では敵いませんけど、下請交渉で、建設原価・建設費を安くできるという点では、負けることは無いでしょう。
仮に、大手ゼネコンの会社の看板で、偉そうにしている人が、建設業で、コンサルでも、何でも、独立して何かやろうと思っても何もできませんからね。
私が首都圏の建設業では、圧倒的な実力差で『最強の建設マネジメント』であることは、疑いの余地も有りません。
CM方式以外で、5百㎡~1万㎡ぐらいまでの賃貸マンションを建てるのは、勿体ないお化けが出るでしょう。
AIが幾ら進化をしても、人と人の信頼関係性で成り立つ、建設業では、私が現役のうちは、負けることは無いでしょう。
全ての物件で、概算見積や、収支資料を作り、お客様と打合せをし、原価交渉をして、請負契約を締結し、現場定例にも出て、竣工検査も全部屋を自分でやっていますが、もちろん、仕事しかできない仕事馬鹿では駄目ですし、ツマンナイやつが建てるマンションなんて、面白くも何もないので、毎朝、4歳の息子を15分歩いて幼稚園に連れて行ってますし、週末は、ヨット釣り、キャンプ、クラシックカー、家族旅行、魚を捌いて調理・・・と大忙の中で、そこに現実的な100億の山が有るのであれば、登ってみたくもなるのです。
邪気にまみれた、建設・不動産業界で、無邪気に、清らかに、前人未踏の山があったら登ってみる奴がいたって良いじゃないですか(笑)
首都圏で、賃貸マンションを安く建てたい、地主様や、宅建業者様は、お問合せホームか03-6411-2878から、気軽にお問い合わせ下さい。
暇人ではないので、仕事は、きっちりやりますが、レスポンス悪い方への追客など一切しませんので、ご安心ください。