前回も記事を書いて1ヵ月経ちましたが、その後、建設業のナフサ不足は、どうなっているのか?
当社マネジメント中の物件に関してですが、情勢を書いて行こうと思います。
当社では、CM方式でマネジメントしている今年10月竣工の物件が2物件有り、後は来年1月以降の竣工物件が複数ありますが、特に注視が必要な10月竣工の2物件に関して、今の所、工事に大きな影響が無く進んでいます。
ナフサ関連建材、各工種の納入状況
GW前に大騒ぎになっていたユニットバスですが、無風で入ってきているのと先の搬入予定も決まっています。
住宅設備の商社からも特に、この2物件に関しては値上げについては言われていません。
TOTOが騒ぎを大きくし過ぎじゃないかと思います。
商社からの噂話ですと、TOTOは、何で受注停止にしたんだと政府に相当詰められたようですが(笑)
また塗装屋さんに聞いても、シンナーやマスキングテープ他の副資材は普通に倉庫に買い込んであるし、塗料も、数日前に言って直ぐ入るとかは無いけど、普通に動いてるから、まあ大丈夫じゃないですかーと言っております。
副資材が無い人達は、相当騒いでいるのでしょうが、塗装は、労務大半だから、材料上がったって大して影響ないですよ的な頼もしい言葉を貰っております。
防水のシーリング材も5月になったら動き出して、現場に納入されていますので、取り急ぎ、捨てシール等が打てないという理由でタイル工事までが止まるとかは回避できています。
発泡ウレタンという現場で吹き付けるタイプの断熱材も、ギリギリではあるものの材料は確保できているようで、吹付断熱に関しては問題なく工事が進んでいます。
設備工事の配管材も普通に入ってきており、数日前に上棟した5階建も4階まで配管工事に入っていまして、一安心です。設備の配管材が入らないと内装工事も全部が完全に止まるので一番心配していましたが、とりあえず一安心ですね。
当社の現場で、物が入らないで止まっている(待っている)は、屋上のアスファルト防水材(外断熱材含む)だけですね。
足場を可能であれば、6月末ぐらいにバラシて外構工事(埋設配管含む)を進めたい中で、それまでに、屋上防水の材料が入れば良いのですが、今の所、納入日の回答は全くないそうです。
屋上の防水とかは、特に他の工種との絡みは少ないので、足場バラス前に物が入れば良いのですが。。。
コロナの時の、給湯器が入らないと大騒ぎはしていたものの、1ヵ月遅れぐらいで入ってきたので、順番に出していくんだとは思いますけど。頑張れ田島ルーフィング!と言ったところです。
※5月22日(金)午前に入ってきた情報ですと、田島ルーフィングは6月15日から、輸送トラックの問題は多少はあれど、屋上防水の納入再会の目途が立ったとの話です!やったね!田島ルーフィング!
後は、スタイロフォーム等の打ち込み断熱材が全くない様で、納期が間に合わない場合は、打込みをしないで躯体は作っていき、設計変更で、後から貼るタイプの断熱材に変えて貰うか、発砲ウレタンを断熱材として吹き付けるように変更するかですね。
工場とかで土間下に断熱材を敷くタイプの設計とかだと、施工できなくなりますけどマンションは基本的に地下ピットありますから設計で断熱方法を変えれば対応できなくも無いです。
1階床、2階床など地下ピットや1階の共用部と、居住室の断熱に使う場合が多いのが打ち込み系の断熱ですけど、代替え建材への変更が全く効かない訳ではないので、これで工事が止まる、止めるとかは考えにくいです。
私は、前々から、日本政府(高市政権)の外交の力、商社の購買力を信じていますし、近いうちにナフサも輸入体制が確立して騒ぎは収まるから現場でも必要以上に騒ぎ過ぎないようには伝えてはいます。
状況は伝えることは大事ですが、必要以上に煽るのは、施主さんが不安になってしまいますからね。
請負契約書には、紛争による工期条項、物価スライド条項もついているので、現場は、納期確認と言う無駄な仕事は増えてはいるものの比較的落ち着いています。
コロナ騒動以降で、この条項を付けてない請負契約者がいるならば馬鹿(潰れたいの?)というぐらい何処の施工会社でもつけている条項ですけどね。
今の聞いている話だと、厳密に見積が上がってきている訳では無いですが、物価スライド条項でのホルムズ海峡に関する値上げは多分、RC造の3.5億円ぐらいの10月竣工物件で、多分、屋上防水やシール材、配管材、壁紙等が、ちょっと上がって100-200万円ぐらいで済むんじゃないかと思いますけどね。
これから更に致命的に物が入らずに工期が延長されたら、監督のお給料・社会保険等の月分とか経費関係、現場事務所の家賃なども加算されるので、話は変わりますが、材料だけの影響は、そんなところだと思います。
世の中にはインチキブローカー(大家・投資塾系をやっている人???)がコンサルに入っている物件で、3-4億の物件なのにホルムズ海峡の影響で7000万円の値上げと、ボッタクリの吹っかけをされたという知り合いがいたので、そんなの有り得ないから、ちゃんと交渉するようには伝えておきましたが、いつでもガメツク儲けようとするゴミ、蛆虫みたいな奴もいるのでご注意ください。
特に、このような事態で建築主様にも一定の被害、負担増が出ている場合は、誠実さが大事なんですよ。
メーカーの値上げ通知書というエビデンスものあるものに関しては、材料分と労務分の比率を勘案して材料分の値上げを計算して確認・交渉すれば、過剰なボッタクリは防げますし、そもそもCMが入っている物件では、大半の原価を握ってるのがCM側の専門工事業者である場合が多く、どうしても、業者側では負担が出来ない、やむ負えない、誠実な値上げ請求しかしてこないので安心はできるとは思いますが。
そして、現場定例では、ナフサ不足の話は毎回出るのですが、変わらず、ペットボトルでお茶が出ます(笑)
カルビーの白黒袋とか、完全にネットニュースになる為のマーケティングとは思っていますが、ペットボトルは普通に流通して、日本のナフサ消費の多分1%にも満たないであろう、屋上防水材やら打ち込み断熱材が入らないという商流の不思議さは感じますけど、明確な答えは何処も出してないですね。
大手ゼネコンが買い占めてるとかじゃなければよいですが。。。
ホルムズ海峡無き輸入体制構築を待つしかない
ここ数日、商工会議所の偉い人や、石油会社・石油化学メーカーの社長とかが、川上側のナフサ供給は足りていると言っているので、代替えナフサでの建材の各製品の供給体制完成までは、もう一息といった所なんだとは思います。
4月末時点では、早期のホルムズ海峡の封鎖解除を期待していましたが、ナフサ自体もアメリカ、アルジェリア、インド等から代替えの輸入も進んでいるようですし、ホルムズ海峡は、もう無いものとして、ナフサ供給を間に合わす体制を作るしかないでしょう。
海峡が開かれたら、それはラッキーですが、イラン革命防衛隊に期待するのもアホらしいです。
彼らの海峡封鎖のダメージを無効化していくしかないです。
イランの革命防衛隊は、どうしようもない連中なので、トランプが逆封鎖を続けて、兵糧攻めで、イランの現体制が経済的に滅んで貰うのが世界の未来の為でしょう。最終的には、国民が蜂起するか、隊員と公務員の給料を払えなくなるか、イラン国軍が革命防衛隊を倒すしかないとは思いますけど。絶対に、この国に核兵器を持たせてはダメでしょう。
日本はTBSやら、テレビ朝日など左派メディアがトランプ批判をして、ヤフーニュースにも工作員がいるので、アメリカが全て悪くて、イランは友好国扱いをしている空気がありますが、今、実質的に国を支配してるイラン革命防衛隊は、UAE、サウジアラビア、カタール、クウエートと無関係の中立国にミサイルやらドローンを打ち込みまくり、国際海峡封鎖という暴挙に出ているテロリストです。もう文民統制も全く効いていないですし。
マスコミの解説も、解説する人間によって偏りまくっているので、どう理解するかは、歴史から国際情報から、あらゆる角度から現状を把握しようとする知能の必要性が、どんどん増してきていますね。
トランプの言い方とか、グリーンランドへの関与とかに、?と思う事が無いわけじゃないですけど、トランプが憎けりゃイランが良いとか絶対有り得ないですからね。
トランプも『原始時代に戻してやる』とか、野蛮そうなことを言ってましたが、そもそもブッシュが、911テロの後に、言っていた誰でも知ってる名言を交渉のカードとしてトランプも使っただけで、ブラフであることは解り切ってますし。
一方で、革命防衛隊の中で権力を握っている人物は、過去の飛行機爆破テロで国際指名手配を受けている人物で、ハマス、ビスボラ、フーシ派という有名なテロリストに武器、資金支援をしてきた事が公然の事実であるテロリストの親玉に核兵器なんか持たせたら、もっと酷いユスリ、タカりを全世界に向けて毎年のようにエンドレスにしてきます。
銀行強盗で人質取って立てこもりの犯人よりずっと悪質です。
海峡通行料を寄こせと(しかもオマーンの領海で)か、ヤクザの、みかじめ料と一緒で、一度でも払ったら、最初は3億円でも、彼らの言いなりの金額、仮に一回50億円に値上げされても払い続けなければならない事を理解する必要が有ります。
既に、イラン革命防衛隊は、ロンドンまで射程のミサイルを持っていて、ミサイルの距離を伸ばして東京を核ミサイルで射程にするのなんて放置したら1-2年で武装完了されて目も当てられないですよ。
当社も、今回の紛争で迷惑を受けていない訳ではないですが、ここで多少の経済的な痛みが出ても、イラン革命防衛隊の暴走を止めて貰わないと、暗黒の核ミサイルの脅しの下で日本も何十年間を過ごさなくてはならなくなります。
今回のイランの中東諸国への無差別攻撃や、ホルムズ海峡封鎖で理解できたと思いますが、北朝鮮は、まだ核兵器持っても、単なる脅しで、金将軍が自分が死にたくないためだけに、持っているようなものなので、見境なく核兵器を打つような国では無いですが、イスラム原理主義で統制も効いてない、誰がトップかも解らない、ジハードを是とするような連中が持ったら酷い事になります。
真面な話しが通じる相手ではなく、普通に、イラン革命防衛隊は、核武装が完了した瞬間に、躊躇なくテルアビブやドバイに核ミサイルを打つでしょうし、一時的な停戦が、出来たとしても、テロリストのイラン革命防衛隊の気分次第でホルムズ海峡の封鎖の、我々の経済、生活の生殺与奪が、支配され続けるなんて未来はあってはならないでしょう。
OPECを抜けたUAEは、フジャイラ港へのパイプライン増強を2027年までに計画しているようですし、サウジアラビアも紅海ヤンブー港へのパイプラインを増強していくでしょう。日本も輸入ルートの多様化は継続していくしかないでしょうね。
いつか世界は、日本のように、まともな思想を持つ国だらけに世界が収束していくのが人類の進化だとは思いますが、イラン革命防衛隊は、世界のあるべき姿から、逸脱しすぎています。
㈱土地活用のCM見積状態
当社としては、今、CM方式で見積をしている物件が3物件と1物件はゼネコン支援の原価見積で計4物件をやっているのですが、各工種の最初の見積書は集めてはいるものの、そこから原価交渉のタイミングを待っている状態です。
元々はGW明けぐらいには、ナフサ関係の先行きが見えて原価交渉開始できるかなーとは思っていましたが、まだ少し早いですね。
各専門工事会社さんも、屋上防水の業者さん以外は、今やっている工事の納入の目途は経ちつつありますが、
最近、やっと物が確実に入るのが解った業者さんも多くて、まだ、完全に余裕をブッコいて、半年から1年先に入る各工事の原価交渉をするような空気感でもないので、少なくとも後、10日ぐらいは様子見をしようかなーと思っています。
今、価格交渉したところで、価格交渉になりずらいのは、当たり前のことで、無駄に混乱期に高値掴みするぐらいなら、着工は1ヵ月ぐらい遅れるのは、この際、お客様には、しょうがないで理解頂いております。
政府、化学メーカー、出光等の偉い方が、川上供給は足りていると言っているなら、アベノマスクの頃のように普通にコンビニでマスク買えるわーみたいな感じに近いうちになるんじゃないかとは思います。
㈱土地活用の新規営業状態
一方で、新規のマンション計画は、イラン攻撃以来、不動産業者さんが買った土地の大型物件が3つ決まっているので、見積図面が出来次第、順次CM見積をやっていくのですが、今年の2月ぐらいまでに営業していた計画中の物件の地主さんへの営業は、今、色々お話ししても、鬱陶しいでしょうし、今は黙っているのが誠実かと思うので、お話を止めています(最近、土地活用から次の計画提案の連絡来ないなーと思っているオーナー様方すみません。)。
仮に2-3カ月これらの物件への営業が止まったところで、他にも物件は動いているので直ちに影響はないですし。
今集めている原価見積を見ても、今年2月ぐらいまでに出していた予算から著しく原価が上がっているという感じでは無いですけどね。
そんな中でも、友達の不動産業の方が管理している物件の建て替え計画のご相談等は、頂いて概算を出したりはしています。
ホルムズ海峡の数週間での完全なリスク無き和平・解放は諦めつつありますが、ナフサ製品の安定供給、目詰まり解消は、半月ぐらいで完了して欲しい所です。
いずれにしてもただの建設関係者が出来る事は無力です。
自分の力で何かを動かすことが出来ないのであれば、今、出来る事を粛々として、変に考えすぎず、ある時は、釣りやら家族で、お金のかからない遊びに行って気晴らしをするなどしていけば明けない夜は絶対ないですからね(笑)ガソリンも、まだ安いですし。
正直、コロナの時の方が気分的には先が見通しが出来ず、遊びにも行けなかったので気分は、ずっと悪かったですし、
リーマンショック直後に独立した時の、全くやる仕事が無い、先が見通せない絶望的な苦しみ、キツさと比べたら、カスリ傷にも、蝦に刺された程度にもならないレベルの出来事です(3カ月間、屋上防水が入らないとか絶対にないですし)。
塗装業者さんや、防水業者さんなどで大変な方もいるとは思いますが、変に思い詰めず、休暇だと気分転換しながら、ひたすら耐えて、材料が届くときを待ちましょう。もうすぐ手元に届くんじゃないかと。。。




